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パンジャーブ語(パンジャーブご、Panjabi ''or'' Punjabi、グルムキー文字: ਪੰਜਾਬੀ , シャームキー文字)は、インドとパキスタンにまたがるパンジャーブ地方の言語である。パンジャービー語とも称される。インド・アーリア語派に属し、語順はSOV型である。 話者数で言えば、南アジアの言語のうち、ヒンディー語・ベンガル語に次ぐ規模を持ち、世界的に見ても大言語であるが、そのわりにパンジャーブ語の社会的な地位は必ずしも高くない。 == 分布 == パンジャーブ語の話者の多くはパキスタン東部のパンジャーブ州に住んでおり、パキスタン人口の4割の母語であるにもかかわらず、パキスタンでは公用語にはされていない。パンジャーブ州都であるラホールでも、人口の大部分がパンジャーブ語話者であるにもかかわらず、書き言葉としては文芸雑誌か私信にしかパンジャーブ語は使われず、ウルドゥー語や英語にくらべて、その地位は高くない〔Jain (2007) 3.1〕。 インドでは、インドのパンジャーブ州の公用語およびデリーの第二公用語になっているほか、インド連邦レベルでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつである。近隣のハリヤーナー州、ヒマーチャル・プラデーシュ州にも話者がいる。 パンジャーブ語は在外インド人の主要な言語のひとつでもある。カナダでは43万人がパンジャーブ語を母語とし(2011年)、イギリスでは27万人がパンジャーブ語話者である(2011年)。ほかにオーストラリア・アメリカ合衆国のカリフォルニア州などにも分布する。 パンジャーブ語はシク教の重要な言語であり、聖典である『グル・グラント・サーヒブ』はこの言語で書かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パンジャーブ語」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Punjabi language 」があります。 スポンサード リンク
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